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つる性植物の脅威

 

夏真っ盛り、いやはや、とにかく暑いですね。

植物もぐんぐん生長する時期。樹木剪定や草刈りのお問い合わせをいただいています。

今回ご紹介するのは、クズです。緑地などで、こんな光景を見たことがあるかもしれません。

マメ科のつる植物であるクズは、窒素固定ができ、成長が早いので、斜面を覆いつくすほど繁茂することもあります。

アメリカでは、緑化のために導入したはいいけど、現地の植生を飲み込んで広がり続けたために”kudzu“や“green monster”なんて呼ばれ、外来種として猛威を振るっているようです。

クズで完全に覆われてしまうと、その下の環境はガラッと変わり、光を獲得できない植物は枯れてしまいます。植生に大打撃となってしまうので、拡大に歯止めが効かないとなると由々しき問題ですね。

 

さて、クズの除去は大変です。

刈払い機等で切断して取り払っていくのですが、つるを文字通り縦横無尽に広げているので、歩き進めるのですら一苦労です。

頑張って取り払うと、ガラッと変わった景色が現れます。

before

after

 

ところで、クズの花を見たことはありますか?

秋の七草に数えられるくらい、優雅な花を咲かせます。花期は7月~9月なので、今時期探せば見られるかもしれません。

クズ=葛が付く単語と言われたら、何を思い浮かべるでしょうか?

「葛餅」、「葛湯」、「葛根湯」。「葛藤」なんていうものもありますね。

クズは日本人の生活に馴染み深い存在なのですよね。新芽や花も食べると美味しいそうですよ。

 

日本の風土では、クズ1種類だけが極端に繁殖することはありません。競争相手がいるし、冬の寒さで地上部は枯れてしまいます。

厄介者ではありますが、きちんとお手入れ(定期的な草刈り)をしていれば勢いを抑えることができます。既に繁茂してしまった、根絶させたい、等という時には有効な薬剤もありますが、なるべく手が付けられなくなる前に対策することをお勧めします。

お困りの際は、(なるべく早めに!)ご相談ください。